今日こそは深沢七郎の研究に着手しようとしたが、コタツにくるまり、流れてしまう予感。
長谷川四郎の短編集『鶴』の「張徳義」を読む。古本で買ったので、前の持ち主がこの一編にコメントをつけている。
どうしてこんな悲しい小説を今読まなくてはいけないの。人間って一体何。家族って何。生きるってどういうこと。いっそ一人で生きているなら、たまらない孤独に陥ることはあっても、こんなにも悲しいことはないだろう。なぜならそれは所詮は自分一人のことなのだから。私はもう二度と誤りたくはなかった。それなのに何故、運命は私をいたぶるのか。 57.11-8まさに、広大な、大陸に、対峙して、消えてしまった、という小説だった。 だから、感情が残るというよりも、人間が、おるわ、というのを見ている。
今日はテニスコーツが同志社にくるみたいなので、見に行く。よかった…。テニスコーツは、この同志社の学祭の喧噪のなかで、かすかではかなげで、同志社の学生さんは、おしゃべりがすぎたのだけれど、だから、テニスコーツを取り囲む環境と言うのは本当に厳しいのだな、マヘル閥はこんなものと対峙して、なんとかしていかないといけないのか、その中で披露してくれた「タマシー」は泣いた。
ライブ後、バンバンボリーズの佐伯さんと合流して、ビスケットを食べながら、彼の友達のバンドを見に、木屋町のライブハウスに。客のウケをよくわかっていらっしゃる人たちばかりで、大いに笑った。
ラーメンを食べた後、ライブハウス『ウーララ』が経営する飲み屋で大いに呑む。 そこで北さんと合流してさらに呑む。メソポタミア文明のマネを命じられる。
その後、カラオケまで行き、さらに呑む。いつのまにか朝になってしまっていた。佐伯さんのCDをレンタル屋に返して、帰る。
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