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小島信夫『暮坂』読了。彼の中でもかなり毒を含んだ連作だと思う。こういう風に並べられると、後半の「暮坂」の話で開放的な感動(?)が引き立つ。
小島信夫を読む周期が回ってきたと思ったので、図書館で小島信夫を数冊借りる。『小説の楽しみ』は小島信夫の世界の楽屋裏のような講演録で、一見何の計算もなくぶっちゃけてるような形で講話が展開されているので、ものすごく面白い。 面白くて、あっという間に読み終わる。
同志社の学祭はテニスコーツが来るそうだ。いつも、学祭のチョイスは自分がちょうど聞きたいと思っているものを出してくるような気がするので、僕の感性もまだまだ同時代というか、案外若くて連続性があるのかもしれない。
いつの間にか寝てしまって2時頃に目が覚める。何時間かボーとしていたが、『彼岸過迄』を読む。
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