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あれから、というのは昨日の日記を付けたときから、佐々木中の『足ふみ留めて』の、読んでいなかった、ライムスターの宇多丸さんとの対談を読む。その後、佐藤友哉の『1000の小説とバックベアード』を読んでしまう。この二人はなんとなく似てる。また後に、何か書くことがあるだろう。
昼まで寝れなかった。昼寝する。
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、いい加減にしろ!と思うグループ名なのだが、彼らが出した『new york hell sonic ballet』が良すぎる。こればっかり聞いている。菊地成孔の中でもダントツにいいんじゃないか。ヒンデミット的な、即物的なものがあると思えば、オペラ的なとてつもなく甘いものに変わっていたりして、クールかつ、得体が知れない。強烈である。
これを聞きながら、それまた菊地成孔の『スペインの宇宙食』というエッセイ集を読む。とてもおもしろい。おもしろいけれど、例えば、彼の日記を読むと、食べ物の記述ばかりでとても素晴らしいけれど、結構いいものを食っている、と。ここらへんは、生活の考え方とか、想定するレベルというか、階級、彼は階級を意識しているんじゃないだろうか?まぁ、僕の周りで好きな人が居なくても、仕方ないわな、という気もしなくはない。私にはおばちゃんというか、マダム的な所があるので、そういうのは実は嫌いじゃない。
早朝、本を返しに3キロほど自転車を飛ばす。寒さが身を引き締める。ついでに24時間空いている定食屋で、ごはんを、体質が変わるぐらい食べる。
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