例のごとく、遅く起きた。
最近マイルスに凝っている。去年も、この時期になってマイルスをたくさん聞き出した。春めいてくると、マイルスが聞きたくなるのかなぁ、と思っていたが、今日は結構寒いぞ。大変な話だ。それにしても、マイルスを聞き出してから音楽に対してどんどんどん欲になっていった。マイルス以前はむしろ、音楽なんか好きじゃなかったのかもしれない。きっとそうだ。それぐらい音楽に対しての覚悟というか、構えが変わった。
訳なしに、羅針盤の歌詞の聞き取り、書き出しをしていたら一日が潰れてしまった。なんだこの日は!?
羅針盤に限らず、山本精一の歌詞は、覚えることが難しい。歌詞が無意識的で、意識の網を抜けて通り過ぎるからだ。ここで一度書き出すと、いろいろと発見したりするものだ。例えば、アルバム『むすび』の一曲目「ミレミアム」の最後のフレーズ。
幸せはいつも同じ数だけ同じ器に詰め込まれているなんだこの意味不明に脅迫的な歌詞は!?こんな歌詞を無意識的に繰り返し繰り返し僕は聞いていたのか、と改めておかしく思う。幸せも、いいもんじゃないなぁ〜。
幸せはいつも朝日のように悲しい気持ちに溶け込んでいる
幸せはいつも同じ所を止まることなく回り続ける
幸せはいつも嵐のように人の心を吹き飛ばしている
幸せはいつも同じ所に違う気持ちで佇んでいる
『ソクラテスの弁明』でも読んで、寝ましょうかなぁ。
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