2012年3月3日土曜日

茶わん

クルア〜ンクルアンクルア〜ンクルアン


551の肉まんを食って朝ご飯とする。


今日はいい天気だネ☆マジ春の訪れパネェ

窓を開けてみて空気を入れるよ!

きもちいいなぁ〜☆

おふとんが、あたたかいよぉ(><)

出れないよお(><)

そんなワタシはphewでも聞いて頑張ろう!

phewカワイイ〜(><)

まえ袋みたいな服着てたの見たヨ☆

カワイイ〜!

phewの歌詞
飛ぶひとは落ちる
落ちるひとはさらに落ちる
さらに落ちていつか沈む
しずんでしずんでやがて埋もれる

ロボットドンドコドン
ロボットドンドコドン
昔は音楽が好きだった
今は髪の毛が大好き

カワイイ…!

昨日は大阪に出向いた。久しぶりの大阪とタイプしようとしたけれど、そういえば最近ゑでぃまぁこんのライブを見に大阪の扇町に行ってた。なんばで十時の待ち合わせだったけれど、僕は家で九時に起きたので、三十分程遅刻した。だからめちゃくちゃな服でなんばにきてしまった。まぁいつも通りといえばいつも通りなんだけれど、ビビットグリーン(エメラルドグリーン?)の服に暖色系の、これはなんていうのだろう、大きなひし形のモザイクかかった服を重ね着していたので、ガラスを見てさすがに僕も少し恥ずかしかった。電車の中で本を読むと思い、「ワインズバーグオハイオ」と小島信夫と森敦の対談集「対談・文学と人生」を持ってきたけれど、 もっぱら対談集を読む。

なんばでは母が待っていた。母は「化粧品屋の子がおってな、かわいい子やねんな?色白で。あれどこっていってたかなぁ?吹田の方やったかなぁ、通勤に40分ぐらいかかるねん。そんなんやったら名張(三重県の地名)と変わらんやんかなぁ、だからあそこにぎょうさん家が立つんやなぁ。それでな、それでかわいいからな、彼氏いやんの?みたいなことを聞いたらな?いやそれがもうぜんぜんできないんですよぉ〜っていうからな?うちの息子はどうですか、みたいなことをいってんわ!ハハハハハハ!でもそんな服はあかんわ!なんやねんそれ!」えらい話しやなぁ。

母は、僕のニトリのベットがデコボコで、骨格が 浮き出ていることを知っていたので、新しいベットを買ってやるから大阪へ来い、といったのだ。さすが母親。母はカタログハウスというのが好きで、全然買わないけれど、見るのがすきやねん、と言っていた。これで買った実家の炊飯器の米は確かにおいしい。まるでかまどでお米を炊いているみたいだ…。なんば駅から直結して建っているショッピングモールである難波パークスに、カタログハウスの持つ店があるというので、そこに行ってみる。そこには、折り畳みベットがあった。低反発で、ええ折り畳みベットや!これやったらなんでもできるわ!最高!と思ったら、四万もしたので、これはさすがに悪いわ〜と思い、お茶飲んで帰った。

人類の夢
あそこいこ、ビックカメラに枕売ってたやろ?あそこになんかあるど、ということで、なんば駅を横断してビックカメラに向かう。そこでいい感じのマットレスが8000円ぐらいで売っていたのでそれを買ってもらう。これで僕も腰痛に悩まされずに済むわ!ありがたい話だなぁ、と思ってブラブラそこらへんのもん見ていたら、円盤形のなんかを目にする。それはどうやらお掃除ロボットらしい。すげえ!SFやん!と思い早速作動させてみると、すごい!自分で動く!なんやこれ!ドラえもんの世界が実現しとるじゃん!うわぁますます21世紀やなぁ、と言うと、母は、鉄腕アトムの空飛ぶ車は高速道路を先取りしたんだとか訳が分かったようなことを言う。 それにしても、このロボットは起動させればいつまでも動く。マヌケだ。こういう感じで機械が暴走してドラえもんの大長編の世界が出現することになるがそれは後のお話。

寿司をごちそうしてもらった。回転寿しである。当たり前だ!僕は金持ちは許さんぞ!そこでカキや赤貝やなまこを食べた。おいしかった…。一人でいくようなチェーン回転寿しとは全然違う!おいしいもんなんだなぁ。

水掛地蔵と言っているけど、四天王に見える
早速大阪での用は済んだので、適当に歩こうと思い、夫婦茶碗みに行こう!と言い出したけれど、それは町田康の小説の方で、本当は夫婦善哉でした。そのことを嗜まれた。ナハハハ…。織田作之助の「夫婦善哉」という小説は、ゴミでグズな落語家が道楽の極みを尽くし女の子かわいそう!みたいな小説だと思っていたけれど違ったかな。とりあえず許すまじ無頼派!というわけで、舞台の法善寺横町に行く。この横町だけ本当に別世界で閑静なんだなぁ。ちょっとしたところなんだけれど、人がビャー行くあの大阪と一緒とは思えない。石畳でなぁ、料理修行みたいなことしてる人間が道に水まきしてんねん。ええ話や。そういう道を通っていけば、法善寺の水掛地蔵が出現する。ここに来るのも、十何年ぶりかわからない。そんなになんばにいかない訳ではないのだけれどな。その内にお地蔵さんは、ますますコケに覆われていっている気がする。お堂には猫がいい感じにくつろいでいて、よく見ると人も寝てる。???

母に大阪駅がめちゃくちゃになり、山みたいになり、風水的にも変わったんじゃないか?というようなことを言ったが信じてもらえなかったので、歩いてなんばから梅田の大阪駅まで行くことになった。途中ブックオフがあったので、保坂和志のエッセイ集『アウトブリード』高橋源一郎の『文学じゃないかもしれない症候群』笙野頼子の『二百回忌』を買う。東急ハンズのあるところをどんどん行くと、そこは問屋街みたいになる。問屋が近いので、服も安くなるわけだ。客層も変わってきた。昔おばあちゃんと一緒に問屋のところに入ったことを思い出す。あれは大阪だったのか。立てた年相応の、団地みたいなコンクリートの使われ方がなんだか秘密基地みたいだなぁ、と今思い出すけれど、問屋だから、そんなこともないような気がする。それは和歌山の海中トンネルの話かもしれない。そこからどんどん進むと、メガバンクが乱立するところに出た。また客層ががらりと変わる。客層ちゃうな。変なサラリーマンがうろうろ歩いている。信号は無視する。変な裸婦像が道沿いに建っている。そんなところに馬鹿でかいお堂が建っている。どうやら本願寺のお堂だそうだ。ありがたい話だ。

セーヌ川
やっぱり大阪駅は、すごいじゃないか!と言ってみたけれど、母はポーカーフェイスだ。それでも屋上までついてくるとこを見ると、やっぱり本当は大阪駅はスゴくなっているんだなぁ、と感服していることなのだろう。といっても母はマジメで普通の市民なので、大阪駅自体はそんなに興味がないのかもしれない。高校のときに友達を家に招くとき、友達は母を見て驚くことがある。そういうところはある。そういうところは偉い。大阪駅のビルの結構見える上のほうに立てば、すぐそこに、建設中のビルが見える。ガラスが中途半端に埋め込まれて、さながらアンダーストラクチュアというやつであり、屋上に、寄生しているような大きなクレーンが動いている。そのガラスは駅ビルの光を映し出し、水みたいだ。大阪は水の街だからな!セット3000円もする高級ドルチェの店にいる端正で上品な人の顔を見ながら私たちはいい感じの和食料理店に行く。パチンコをやっている人の顔とこういう店の人の顔を見るのは、楽しいことだ。そんな気がする。そんな気がすると言うと、女の子はお金を貯めて予定日を決めてこういうところに食べにいくことはあるらしい。和食料理がとてもおいしく、あまり食欲がないと思っていたのだけれどついついご飯をおかわりしてしまった。食後、551の肉まんを買ってもらい、母と別れた。551の肉まんを、今日の朝は2個、食した。朝?
会社でビラまきしてたら家に電話がかかってきた
あんたの息子さんはアカですぞ
母さんおちつきさわがずオイラにこう言った
あんたの思う通りにやればいい

俺はものすごく太っ腹で大胆な男なのだ   (想い出波止場)

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