日誌
2012年7月1日日曜日
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彼はしばらく前に、ヘンリイ・ミラーの選集のうち最初の作品を含む『黒い春』を送ってくれて、その中で、青年であった作者自身が叔母を市電に乗せてニューヨークのある精神病院に入れに行った。そういう役を青年が引き受けさせられたのだ。青年の家は洋服の仕立屋であるが、なかなか新しく仕立の注文がなく、たいていは直しであった。彼は貧しい人の多い街を歩くとき小説の一つぐらい出来上がっていた、と書いてある。しかしこの日は違っていた、ということが書いてあったかどうか忘れた。*
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