2012年4月9日月曜日

日誌!日誌!

山本直樹に『堀田』という漫画があり、その漫画は場所が知らぬ間にどんどん飛躍してゆき、その飛躍に気づいた登場人物に「あれ?」と言わせる漫画のような気がするが、僕も呑むとそうなる。僕はふとんで寝ていることを確認して「あれ?」と思い、思うことで昨夜何があったのか、とか、近い、2ヶ月ぐらい前のことを思い出す方向に自然と頭が向かう。昨日は友達の家で飲みのみしていて、ワインをガブガブ飲んでいたのだ!さすがだと思うのは、ワインはあんまり残らない。むしろお腹の便の様子がなんとなく確認できて、お腹の調子が良い。外に行こうと思うが、朝なので友達の家には誰もいないので鍵大丈夫だろうか?と思い、ふと寝室のドアを開けてみたら藤谷さんがツイッターをいじっていた。これから、時々、その名が出てくるかもしれない、藤谷さんという人は、ミュージシャンで、たいへん魅力的な声をしている、というのは、小島信夫の『残光』という小説の頭で、僕は二、三人にこの小説を配っているし、これからも配るかもしれない。でも400円で新潮文庫で買えるので、読んでみてください。藤谷さんは、モルグモルマルモというバンドをやっている。

知らない町のかつての人 空から降り続く雪、積もる
これを今聞いている。ギターのサトタツ(佐藤達也)さんは

 モルグモルマルモ初の全国流通音源「おなかのなかみ」が以下のサイトで予約開始しております!フルアルバムどす。まだジャケ写すらあがってませんが、よろしゅうに!  
というツイッターをしていたので、リツイート(引用のようなもの)をさせていただきました。聞いてみてください。 ちなみに小島信夫の『残光』の始まりは「これから、時々、その名が出てくるかもしれない、山崎勉さんという人は、英文学者で、たいへん魅力的な声をしている。」という出だしで始まる。続けると、「この人は、前にぼくの八十八歳の祝いの小さい小さい会が催されたときに最初に演壇にあがってしゃべってくれた人である。そのあとに続いて、保坂和志さんがぼくのことを語ってくれた。その一部始終は、「青ミドロ」というタイトルで、当時出た「新潮」に載っている。」…………

僕が風邪をひいている間に谷内や2くんなど、昔からの友達が次々と小説を書き出しており、2、3年前から小説をていた僕は今こうやって日誌を書いている。同い年で「サニコン」というバンドをやっていらっしゃったウメノくんは九州に帰り、その時にギター二本と本棚とベットのシーツを貰い、「日誌楽しみにしています」と言って帰って行った。僕も彼に何かできたらいいと思い、何か卒業の言葉を送ろうと思っていたけれど、この二週間飲み歩きしていることになり、日誌を書く暇がなくなっていた。骨盤が外れたとツイッターで呟いていたけれど、大丈夫ですか?離れた距離を埋めるために、僕は書いております!


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